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い草

い草の科学的解説

USR環境

この記事ではい草を科学的に説明します。

い草の科学的解説

イグサ(藺草、イ草)

い草の断面図
学術名 Juncus effusus
和名 トウシンソウ
英名 Common Rush
科名 イグサ科イ属
常緑多年草
特徴 茎は円筒形状で、葉は退化して茎の基部に葉鞘状になっています。

い草の科学「人体に悪いガスを吸着」


私たちの身の回りには車の排気ガス、工場からの排煙、タバコの煙、暖房機器やガスコンロなどから発生する有機化合物など、有害な二酸化窒素(NO2)がいっぱいです。

ところが東京大学工学部西村研究室の研究によると、畳やい草カーペットを敷いた部屋は環境基準(0.04~0.06ppm 1日平均)の2倍の二酸化窒素を2~3時間でい草が自然浄化し、空気がきれいになるという結果が出ています。

また、VOCの代表的な化合物で知られ、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒトをい草が吸着するとの結果も出ています。

また、吸着されたホルムアルデヒドは50℃に再加熱してもほとんど再放出されず、室内の空気の清浄に大きく貢献します。

この優れた能力は他の植物にはないい草だけの特性であり、新しくても古くてもその威力にほとんど変化はありません。

い草の科学「お部屋の快適環境づくりに貢献」


い草の機能で最も代表的なものはその高い吸湿性です。

現代の都市型生活では、エアコンをはじめとする冷暖房機器の普及により窓が締めきられた状態となり、高気密・高断熱の室内は常に乾燥と湿潤を繰り返しています。すると人の呼吸器系に負担がかかり、セキが出やすく健康を害することにもなりかねません。

このような状況の中、い草には木炭に匹敵する吸湿能力があり、湿度が高い時は無数の気孔から湿気を吸い取って中にたくわえ、また部屋が乾燥してくると、スポンジのような内部にたくわえた水分を放出し、空気の湿度を調節します。

例えば6畳の部屋にい草を敷き詰めた場合、約0.7リットルの水分を蓄えることができます。汗ばむ季節にもベトつかずサラッとしているのもこのため。

い草は呼吸器系にも優しい天然素材なのです。高温多湿の日本でい草が昔から重宝されてきたのにはそんな理由もあるのです。

以上、い草の科学的解説でした。

(株)イケヒコ・コーポレーション

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