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畳にカビが生えたらどうすればいい?対処法と5つの予防方法

畳にダニがついた時はどうすればいい?対処法と5つの予防策


この記事では、畳のカビの原因と対処法について詳しく解説します。
畳のカビを予防する方法についても紹介するので、畳のお手入れが気になっている方はぜひ参考にしてください。

目次

① 畳にカビが生える原因

畳は意外とカビが生えやすいため、気がついたときには表面に黒っぽいカビが発生していることも多いです。
特に梅雨など湿度が高い時期はカビが生えやすく、日当たりが悪い部屋やあまり換気をしない部屋などは、カビが発生しやすい環境となっています。

では、どうして畳にはカビが生えてしまうのでしょうか。
畳の原料であるい草には空気の吸収や放出・湿気を調節する性質があるため、湿度が高いと湿気を吸収し続け、カビが発生してしまうのです。

カビの発生条件は”気温” ”湿度” ”酸素” ”栄養素”の4つだと言われており、湿度が高いからと言って必ずしもカビが生えるとは限りません。
しかし梅雨〜夏時など気温が上昇し、湿度70%以上になると、カビは大変発生しやすくなります。

またカビは栄養素を好むため、食べかすや人間の皮膚から出た皮脂などが畳に落ちていると、その汚れを栄養としてカビが繁殖しやすくなってしまいます。
さらに、新しい畳表ほど湿気を吸収する能力が高いため、古い畳よりも新しい畳を使用している方が、カビが生えやすいと言えます。

畳にカビが発生しやすいケース


自宅にある畳が以下のようなケースに当てはまっている場合は、特にカビが発生しやすいと考えられます。

  • 和室など畳がある部屋の使用頻度が低い
  • 畳がある部屋の日当たりが悪く、換気をする機会も少ない
  • 畳の上で飲食をする機会が多く、掃除をあまりしない
  • 部屋の湿度が高いことが多い
  • 畳を敷物などで覆っている
  • 畳の上に布団を敷きっぱなしにしている
  • 畳がある部屋で洗濯物を干している

中でも「一日中部屋を締め切っておりほとんど換気をしない」「畳の上に布団を敷きっぱなしにしている」といった場合は、特にカビが生えやすいです。
普段和室を使用する頻度が低い場合は、定期的に窓を開けるように心がけてください。

また布団は寝ている間にかいた汗で湿っているため、ずっと布団を畳の上に置いておくことで湿度が高まり、カビが生えやすくなってしまいます。
さらに布団だけでなく、カーペットなどで畳を覆っている場合も同様にカビが生えやすくなります。

このことから、カビは湿度が高く・空気がこもっている場合に特に発生しやすいと考えるとよいでしょう。

② 畳にカビが生えた時の対処法

日頃からカビが生えないように気をつけていても、気がついたときには表面にカビが発生していることも多いです。
畳にカビが発生してしまった場合は、以下のような対処法が効果的です。

  • 換気をして掃除機をかける
  • 乾拭きをする
  • 畳を日干しする

ここでは、カビの濃さに分けて対処法を紹介します。

  • 1.畳の表面にカビがうっすらと発生している場合
  • 2.カビがかなり発生している場合
  • 3.カビの発生範囲がかなり広い場合

1.畳の表面にカビがうっすらと発生している場合


カビが少量の場合は、まず窓を開け部屋の換気を行います。
次に畳の目に沿って掃除機をかけ、汚れやカビを取り除きましょう。

掃除機の排気などによってカビの胞子が飛び散ることもありますので、掃除をする際は必ず窓を開け、通常の掃除よりもゆっくりと掃除機をかけてください。
また掃除によってカビを取り除く際は、マスクを着用するとよいでしょう。

さらに、掃除機を使用した後は他の部屋へのカビの飛び散りを防ぐため、掃除機のパックを交換するか、ゴミが溜まるタイプの場合はダストボックス内をよく洗ってください。

掃除機をかけた後は、乾拭きを行います。
水拭きをすると畳の表面が傷んでしまうため、乾いた布などで拭き掃除を行いましょう。
なお畳の表面を叩いたり、強い刺激を加えたりすると、カビの胞子が舞い上がってしまいます。
掃除の際はなるべく畳に刺激を加えないよう、慎重に作業を行うことがポイントです。

2.カビがかなり発生している場合


カビがかなり発生している場合は、天気の良い日に畳を日に当て、乾燥させます。
手順としては、まず畳を室外に出し、乾拭きや掃除機でカビや汚れを取り除きます。
その後3日ほど、畳を外で乾燥させてください。

ただ畳が直射日光に当たると日焼けすることもあるため、なるべく日陰に干します。
また時々畳の表面を裏返すとよいでしょう。

3.カビの発生範囲がかなり広い場合


「最初にカビが発生してから時間が経ってしまった」「カビの発生範囲が広く、かなり広範囲にカビが生えてしまっている」といった場合は、上記のような掃除方法を試しても、効果がないことも多いです。
また気持ちが悪いと感じる人も多いかもしれません。

カビの発生範囲が広く自分では対処できない場合は、畳屋さんに相談するか、思い切って表替えや畳替えをするとよいでしょう。

③ 畳のカビを予防する方法5つ

カビを取り除いた後は、できるだけカビが発生しないように予防することが重要です。
最後に、畳にカビが生えないようにする方法について紹介します。

  • 1.換気をして風通しをよくする
  • 2.湿度が高くならないように心がける
  • 3.年に2回は念入りな掃除をする
  • 4.畳を乾燥させる
  • 5.カビが生えにくい畳に交換する

1.換気をして風通しをよくする


カビの発生を防ぐために効果的な方法は、部屋の換気を行い、風通しをよくすることです。
空気がこもりがちになると湿度も高くなり、カビが生えやすくなってしまいます。

雨の日に窓を開けると逆に湿度が高くなってしまいますので、晴れた日にはなるべく窓を開けるようにしましょう。

2.湿度が高くならないように心がける


また、できるだけ部屋の湿度が高くならないように心がけることも重要です。
特に日当たりが悪い部屋はカビが生えやすいので、除湿機などで湿度を下げるとよいでしょう。
もし除湿機の音や電気代が気になる場合は、床置きタイプの除湿剤がおすすめです。

3.年に2回は念入りな掃除をする


カビは皮脂や食べかすなどの栄養素を養分として繁殖するため、念入りな掃除をすることもカビ防止には効果的です。
念入りな掃除をする際は、ただ掃除機をかけるだけでなく、家具の裏などに溜まった汚れやホコリまで丁寧に取り除きましょう。
また畳表面の乾拭きも忘れずに行なってください。

4.畳を乾燥させる


さらに部屋の湿度を低く保つだけでなく、畳を乾燥させることも忘れずに行いましょう。
ずっと布団を引いたままになっている場合や、畳の上にカーペットなどを引いている場合は、カビが生えやすい環境となっています。
時々畳の上に敷いてあるものを移動させ、畳を風に当てて乾燥させることがポイントです。

5.カビが生えにくい畳に交換する


畳がある部屋の日当たりが悪く、どうしてもカビが生えてしまう場合は、和紙やポリプロピレン素材を原料とした、カビが生えにくい畳にすることも1つの方法です。

これらの畳はカビだけでなく、ダニが発生しにくいとのメリットもあります。
日当たりや湿度の高さによって買い替えを検討するとよいでしょう。

④ 畳のカビ対策は意外と簡単に行える

この記事では、畳のカビ対策について紹介しました。
い草は湿気を吸収しやすい素材であるため、湿度や気温が高いとカビが発生しやすくなってしまいます。

カビが生えてしまった場合は、カビの胞子が飛び散らないように注意しながら掃除をすることがポイントです。
また畳にカビが生えないようにするためには、換気をして風通しをよくし、湿度が高くならないように気をつけてください。

(株)イケヒコ・コーポレーション

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