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COLUMN

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い草

僕の場所-い草オーダーマットレスに寄せて-

僕の場所 -い草オーダーマットレスに寄せて-

みなさん、こんにちは。イケヒコ・コーポレーションの伊東朋宏と申します。

私たちイケヒコ・コーポレーションは、福岡県三潴郡大木町に本社を構える、1886年創業の老舗インテリア・メーカーです。

豊かな自然に囲まれた広大な土地で、主に、畳の原料であるい草を使ったインテリア商品を全国に販売しております。

僕の場所

自社で栽培するい草の田んぼに囲まれる、イケヒコの社屋。

畳・い草を全く知らなかった私

イケヒコに勤めて4年目になる私ですが、入社する前は畳の原料がい草であるということを知らないくらい・・・というよりも、い草そのものを知らないくらい、畳・い草については全く何も知りませんでした笑

そんな私も今ではすっかり畳・い草ファン。
会社でも自宅でも、畳・い草に囲まれた生活を送っています。

でも実は、畳・い草に関して、子どもの頃の忘れられない思い出があるのです。

畳・い草に関する思い出、それは父が勧めてくれた「ござ」の思い出です。

僕の場所

我が家のダイニング。い草ラグの心地良い香りで、ご飯もより美味い。

畳・い草の忘れられない思い出

私は子供の頃から汗かきで、夏の暑い夜、それはそれは寝苦しい夜を過ごしていました。
汗疹対策で背中に入れたタオルも、数時間もすればビショビショになってしまうほどで、
母が夜中にせっせとタオルを変えてくれていた事は、夢うつつの記憶でありながら、今でも鮮明に覚えています。

そんな母の負担を思ってか、ある日、父がこう言いました。

「ござ使ったらよくなか?サラサラして気持ちよかばい。」

「あぁ、それがよかろう。じゃぁ。ともくん(私の呼び名)ホームセンターでござば買いに行こう。」と母。

「ござっちなんやか?」

そう思う私を連れて、父の車に乗って近くのホームセンターにござを買いに行ったのは、小学3年生の夏休みの頃でした。

僕の場所

ござの「ご」の字も知らなかった私。

これが僕のものになるのか。

「これがござたい。」

母に差し出された丸く巻かれたござを見て、「これがござか。」と思った私。

それは布団に敷く為に使う、いわゆる寝ござでした。

その心地よい香りに、「これが僕のものになるのか。」と少し誇らしい気持ちになったことを覚えています。

僕の場所

誰もが一度は使ったことがある寝ござ。

ちょっと大人な「自分の場所」

本来寝ござは、就寝時に布団に敷いて使うものですが、私は何を思ったのか、帰宅早々、その寝ござをリビングに敷いたのです。

「それ布団に使うとばい」と笑う母に、「いや、このござが僕の場所やけん。入ってこんでね!」と答える私。

自室を持たない私にとって、その寝ござは唯一の自分の場所なのでした。

コマのおもちゃでも、青いポータブルゲーム機でも、モンスターの描かれた色とりどりのカードでもない、ちょっと大人な「自分の持ち物」。

それが「自分の場所」になる。

そんな誇らしげな気持ちを、小学3年生の私は抱いていたのです。

それ以来、初めて自室を与えてもらった小学5年生になるまでの間、寝ござは私にとって大事な「自分の場所」となりました。

ござの上に座ってゲームをしたり、漫画本を読んだりした思い出は、い草のやさしい香りと共に今でも心に残っています。

僕の場所

ゲームでも漫画本でもない、ちょっと大人な自分の持ち物。

「自分の場所」は誰でも嬉しい

そんな私も今ではすっかり家庭を持つ身。
1LDKのアパートが今の「自分の場所」。

いつかは「自分の家」を。
そんな夢を抱きながら、リビングのソファにもたれる毎日です。

誰しも「自分の場所」を持てるのは嬉しいもの。
そんな”体験”を、このい草マットレスは提供してくれるのではないでしょうか?

1畳にも満たないござで仕切ったスペースを、「自分の場所」と称していた無邪気な子供みたいに。

僕の場所

あなたの大切な人に、「その人のための特別な場所」をメッセージを入れてプレゼントしてみるのもいいかもしれませんね。

(株)イケヒコ・コーポレーション

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