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COMPANY

会社案内

わたしたちのSDGs

「地場産業の活性化を計り、生活文化の向上に貢献する」という経営理念のもと、作り手と使い手に想いを馳せ、使い心地が良く、持続可能な製品のご提供を行います。衣食住の”住”に携わる企業として、未来につながる持続可能な物づくりを通じ、人にも環境にも優しい製品をご提供したい。作り手と使い手が、その製品を通じてやさしくつながっていく。わたしたちは、そのような物づくりの活動に努めていきます。
SDGs

プロダクトを通じた取組み

い草について

Igusa
い草産業の課題
い草産業の課題
わたしたち日本人のくらしによりそってきた畳・い草。呼吸する素材であるい草は、雨が多く湿度が高い日本のくらしに適した素材です。ですが近年、住環境やライフスタイルの変化に伴い畳離れが進み国内の栽培農家は激減、軒数はピーク時の1/20に減ってしまっています。い草産業を未来に残していくには、い草生産を継承していくことができる経済的基盤づくりが必要です。
暮らしやすい素材い草
暮らしやすい素材い草
い草素材のラグなどをお部屋のインテリアに取り入れてみると、その暮らしやすさに驚きます。い草は、
  • ・調湿効果で四季を通じて過ごしやすい
  • ・汚れにくくお洗濯いらず
  • ・驚きの消臭力
  • ・夏はサラサラで冬もひんやりとしない
  • ・掃除がしやすくて清潔
…など、素材そのものがもたらしてくれるくらしの中のSDGsがたくさんあります。毎日のお手入れがシンプルに。まさに、「日本のくらしにちょうどいい」素材なのです。
い草生産を持続可能に
い草生産を持続可能に
実はい草の田んぼで採れるい草で商品化されるのは、約60%。約4割ものい草が、長さが足りなかったり不揃いだったりするために廃棄されています。使用頻度の低い、短いい草を使って専用の幅の生地に織り上げ、その幅を活かしたモノづくりをする。い草生地を織る過程で出来る端材は、細かくチップ状に加工し枕の中材にするなど、無駄を減らし、またい草の機能性を最大限に活かす工夫をしています。小さな工夫を1つ1つの商品に込めることで、生産ロスを減らし、焼却処分を減らせます。使い手と作り手に、そして環境にも心地よいモノづくりを追求しています。
これから先、い草農家が事業継承していくためには、生産されたい草の使用率を上げること、い草商品そのものの需要を高めていくことが重要です。い草の栽培、織り、加工、そしてお客様へ。そんなモノづくりを通じて、未来へ繋ぐサイクルを築いていきます。

PRODUCTS

irucico 「みらい」シリーズ
irucico 「みらい」シリーズ

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オーガニックコットンについて

Organic
Cotton
オーガニックコットンへの想い
オーガニックコットンへの想い
私たちのくらしの衣・住になじんでいる綿製品。生産技術の向上で大量に安い綿製品が簡単に手に入るようになりました。しかし、その背景では大量の化学肥料や農薬が農地を痩せさせ、水質低下を招いています。人手が足りない農家では子どもたちがその担い手になっていることも。綿に関わる企業としてこの現状を少しでも変えるために何かできることはないか。つくり手とつかう人と、そして環境のすべてがやさしくつながる、持続可能なものづくりをめざし、わたしたちはオーガニックコットンに取組んでいます。
最大の綿花生産国インド
最大の綿花生産国インド
身にまとう衣類から、住まいを彩るインテリアまで、綿素材の製品は私たちの日常に溶け込んでいます。この材料である綿花は、現在日本ではほとんど生産されず海外で生産され、その中でもインドは世界の生産量の1/4を誇る、最大の綿花の生産地です。私たちはこのインドで、オーガニックコットンについて取り組んでいます。
作り手の日々に想いを馳せて
作り手の日々に想いを馳せて
現在多くの綿生産国では、畑で使用する有害な農薬による土壌劣化や地下水の汚染、健康被害をはじめ、低賃金労働、児童労働の使用などさまざまな問題があります。インドでの綿栽培は全耕作面積の16%。しかし、綿栽培に使用される農薬の量は全農薬の約54%にも及ぶ と言われています。オーガニックコットンは農薬を3年以上使わず、自然のしくみにそった育て方でこつこつと育て収穫する。つくり手にも、土壌にも負荷をかけないやさしい農業です。今、私たちにできる、持続可能な生産・消費活動の1つが“オーガニックコットン”への取組みなのです。