

【動画】上敷きの敷き方
今回は畳の部屋で使える、上敷きの綺麗な敷き方について解説します。
上敷きを綺麗に敷くためのポイントは“6つ”です。
上敷きの敷き方、6つのポイント
こちらの記事は動画でもご覧いただけます。
それでは、上敷きの敷き方、6つのポイントを解説します。
Point① まずは、鋲の準備。
上敷きを敷くには、専用の鋲(ピン)を使って留め付けます。
使用する鋲の本数は上敷きの大きさに応じて、コチラを目安にしてください。
- 3畳 14〜18本
- 4畳半 18〜24本
- 6畳 20〜26本
- 8畳 24〜32本
Point② 上敷きの表裏の見分け方。
上敷きの表裏を間違えないようにご注意ください。
縁の折り返しや、縁同士の縫い目が見えるところが裏になります。
Point③ 上敷きを敷く向きを決める。
和室の中央に上敷きを敷きます。正方形(4畳半、8畳)の場合、床の間から見て縦方向に敷いてください。
Point④ 中央と下を鋲で仮止め。
①.敷いたら、中央を鋲で仮止めしてください。
②.次に、下側に向かってしわを伸ばしてください。
③.しわを伸ばしたら、下側を仮止めしてください。
※しわを伸ばす時の注意。
畳縁を強く引っ張ると、上敷きが破れる原因になりますのでお止めください。
縦と横の縁が重なる部分を持って優しく伸ばしましょう。
Point⑤ 最後に鋲で本止め。
①.上側のしわを伸ばして、上側を本止めしましょう。
②.次に、下側の仮止めを外し、本止めして下さい。
③.最後に中央の仮止めを外し、両側を本止めしたら完成です。
Point⑨ 上敷きがはみ出す場合。
上敷きがはみ出す場合は、端を折り曲げてから鋲で止めましょう。
上敷きの敷き方はこれで以上です!
畳・い草製品は大事にお手入れしてもらえれば末永くお使い頂けます。
(株)イケヒコ・コーポレーション